[ニュース]「第15回オールジャパンケアコンテスト」開催

2025年10月4日 「第15回オールジャパンケアコンテスト」が東京ビッグサイト(西3ホール)にて開催されました。
「オールジャパンケアコンテスト」は、「介護の質の向上と地域との繋がりを目指して」という理念のもと、介護に携わる人たちが生き甲斐を感じ、知識や技術の向上を高めるとともに、地域、社会において介護への関心と理解を深めることが必要であると考えて開催するものです。
全国から集まった選手の皆さん(介護従事者)や地域住民、介護サービスご利用者やそのご家族など介護に携わる方々と一緒に、これまでの介護を見つめ直し、これからの介護を考え実践する機会を提供することを目的としています。2010年の第1回大会から多くの皆様のご協力を得ながら今回で15回目を迎えました。

大会前日には前夜祭を東京ベイ有明ワシントンホテルにて開催。オリエンテーションを兼ねて、参加される選手の皆さんが分野ごとに分かれ、アドバイザーの先生方と一緒に食事をとりながら親睦を深めていただきました。

コンテスト当日には、全国から多くの選手、関係者、一般来場者など約1,000名が集まり、会場は終始熱気に包まれていました。

「第15回オールジャパンケアコンテスト」実行委員会の廣江研会長からは、「日頃の成果を存分に発揮し、その技術をともに集まった仲間と共有し、学びの場として活用していただきたい。頑張ってください」と、力強い激励の言葉がありました。

会場での実技部門では、147名の選手が「認知症」「看取り」「食事」「入浴」「排泄」「口腔ケア」「外国人介護職員」の7分野に分かれ、それぞれの課題に応じた介護技能を披露しました。実技には専門のアドバイザーが助言・評価を行い、技術向上の機会となりました。

また、動画投稿部門では、介護福祉士等の養成校の学生を対象に実施され、全国から高校の部4校(17名)、養成校の部4校(18名)による投稿がありました。

会場の東京ビッグサイト
第15回オールジャパンケアコンテスト実行委員会の廣江研 会長の挨拶
「外国人介護職員」分野の実技演技の様子
アドバイザーミーティングの様子
厚生労働省 社会・援護局福祉基盤課 福祉人材確保対策室 室長 芦田雅嗣様の来賓あいさつ
表彰式の様子
集合写真